ブランド:BALL WATCH(ボールウォッチ)
※お問い合わせの際は、記事番号「No.00531」をお伝えいただくとスムーズです。
お客様のご相談内容
時刻や日付の調整を行う「リューズ」の芯が折れて外れてしまったとのことでご相談をいただきました。
あわせて、お時計全体のコンディションを整えるオーバーホールもご希望いただきました。
リューズはお時計の外部に露出しているため、外部からの衝撃や負荷が加わりやすい繊細な部分です。長年のご使用による金属疲労も重なり、ある日突然折損してしまうトラブルは少なくありません。
診断結果と行った修理内容
お預かりしたお時計を慎重に解き、職人とともに内部機械を詳しく検査いたしました。内部の油脂(潤滑油)が経年劣化し、微細なチリやホコリが絡むことで歯車のスムーズな動きを妨げていたため、機械をすべて分解して清掃・調整するオーバーホールを実施しております。
折れてしまったリューズを点検したところ、内部機械とリューズを繋ぐ巻真(まきしん:リューズの軸となる棒状の部品)が折損し、リューズ内部に折れた先端が強く残ってしまっている状態でした。ボールウォッチの純正リューズはメーカー供給がなく単体での入荷が困難なため、元のリューズ内部に残った折れ込みを除去する特殊なリューズ修理を施し、新しい巻真の交換を行いました。あわせて、精度を司るテンプのヒゲゼンマイ(極細の渦巻き状ゼンマイ)の修正を行っております。
修理・交換した部品
- 巻真交換
- リューズ修理(折れ込み除去)
- ヒゲゼンマイ修正
※今回のリューズ加工修理に伴い、今後のご使用におきましては非防水扱いとなります。
価格・納期
※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。
- オーバーホール 38,000円
- 部品交換(巻真交換・リューズ修理) 24,000円
合計:62,000円(税抜)
納期:約35日
仕上がりについて
内部機械の分解洗浄、丁寧な注油と再組み立て、そして精度調整を実施し、折れてしまったリューズも元のパーツを活かして綺麗に機能を取り戻しました。
ケースとベルトの超音波洗浄も行い、清潔感のある状態に仕上がっております。加工修理の都合上、非防水仕様となりますので、汗や雨、水回りでのご使用にはお気をつけいただきながら、これからも末永くご愛用いただけますと幸いです。
同じような症状でお悩みの方へ
「リューズが抜けてしまった」「リューズが折れて操作できない」「長年オーバーホールをしていない」など、思い当たる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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