ブランド:GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)
※お問い合わせの際は、記事番号「No.00488」をお伝えいただくとスムーズです。
お客様のご相談内容
スイス屈指の歴史を誇る名門マニュファクチュール「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」のお時計です。20年以上前に大阪の百貨店(大丸)でご購入され、過去にリューズ交換を行って以来、大切に愛用されてきた一本です。
今回は「突然時計が止まって動かなくなってしまった」とのことで、修理のご相談をいただきました。思い出の詰まった大切なお時計を再び動かしたいというお客様のお気持ちに寄り添い、詳しく内部を拝見いたしました。
診断結果と行った修理内容
内部機械を点検したところ、時計の動力源である主ゼンマイ(香箱内部のバネ)が金属疲労により破損する「ゼンマイ切れ」を起こしており、動力が蓄えられなくなっていたことが不動の原因でした。
さらに、自動巻き機構の要となる「切換車(きりかえぐるま)」にも摩耗が見られ、再使用が難しい状態でした。切換車が摩耗すると、腕の振りによる自動巻き上げ効率が著しく低下してしまいます。
そこで、破損したゼンマイと摩耗した切換車を新しい部品へと交換し、機械全体を完全に分解してパーツを洗浄・注油・再組み立てするオーバーホールを実施いたしました。あわせて、ケース・ベルトの洗浄と防水検査を行っております。
交換した部品
- ゼンマイ
- 切換車
価格・納期
※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。
- オーバーホール 58,000円
- 部品交換(ゼンマイ、切換車) 24,000円
- その他(送料・代引き手数料等) 1,500円
合計:83,500円(税抜)
納期:約45日
仕上がりについて
新しいゼンマイと切換車を組み込み、丁寧なオーバーホールと精度調整を行ったことで、力強いトルクとスムーズな自動巻き上げ機能を取り戻しました。ジラール・ペルゴならではの上質な時をこれからも刻んでいただければ幸いです。
同じような症状でお悩みの方へ
「時計が完全に止まって動かない」「リューズを巻いても手応えがない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
(113830)