オーバーホール

【ORIENT KING DIVER】アンティーク時計のガラスのくもりをオーバーホールで改善|修理事例No.00516

ブランド:ORIENT(オリエント)
モデル:KING DIVER

※お問い合わせの際は、記事番号「No.00516」をお伝えいただくとスムーズです。

お客様のご相談内容

オリエントのダイバーズデザインとして歴史的な人気を誇る「キングダイバー」のアンティークモデルです。約半年前にアンティーク品をご購入されたとのことですが、「水作業をするとガラスの内部がくもってしまう」という症状でお困りになり、オーバーホールと防水検査のご依頼をいただきました。

ガラスのくもりは、時計内部に湿気や水分が侵入しているサインです。放置すると内部機械のサビや文字盤の劣化に直結するため、早急なメンテナンスが必要です。

診断結果と行った修理内容

お時計の内部を確認したところ、外装部品の経年劣化によりケースの気密性が失われ、水分が侵入しやすい状態となっておりました。また、内部の油脂(グリス)にも劣化が見られ、動きに負担がかかっている状態でした。

アンティーク時計のため、新品時のような防水性を復元することは構造上不可能ですが、まずは内部に入り込んだ湿気を完全に取り除き、機械を保護する必要があります。そのため、すべての部品を分解して古い油脂や湿気、汚れを除去し、再組み立てを行うオーバーホール(分解掃除)を実施し、あわせてケース・ベルトの洗浄を行いました。

※アンティークモデルのため外装や機械全体に劣化が見られ、現行品のような精度や防水性は期待できません。今回は非防水でのお渡しとして、水気には十分ご注意いただくようご案内しております。

価格・納期

※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。

  • オーバーホール 36,000円
  • その他(送料・代引き手数料等) 1,500円

合計:37,500円(税抜)
納期:約35日

仕上がりについて

オーバーホールを実施し、内部の湿気を完全に除去して新しい油脂を差したことで、機械の動きもスムーズになり、ガラスがくもる症状も解消されました。ただし、アンティークのキングダイバーは外装の劣化により水気に非常にデリケートな状態です。汗や雨、手洗いの際の水はねなどには十分にご注意いただきながら、アンティークならではの味わい深い雰囲気を楽しんでいただければと思います。


同じような症状でお悩みの方へ
「ガラスがくもる」「アンティーク時計のメンテナンスをしてほしい」という方も、状態を見極めながら最善の修理プランをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。

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