ブランド:ROLEX(ロレックス)
モデル:デイトジャスト
※お問い合わせの際は、記事番号「No.00445」をお伝えいただくとスムーズです。
お客様のご相談内容
約30年前にご購入されてから長くご愛用されている一本です。リューズ(ゼンマイを巻いたり時間を合わせたりする部分)を操作しようとしても空回りしてしまう、とのことでご相談をいただきました。
大切な時計をこれからも長く使い続けたいというお気持ちに寄り添い、しっかりと状態を拝見させていただきました。
診断結果と行った修理内容
職人とともに機械を検査したところ、内部の油脂(グリス)が劣化し、微細なチリやホコリが絡むことで歯車の動きを妨げておりました。そのため、内部機械をすべて分解・清掃し、新しい油を注油しながら組み直すオーバーホールを実施いたしました。
あわせて、動力源であるゼンマイの劣化が見受けられたため、近い将来のゼンマイ切れを予防するために新しいゼンマイへの交換を行っております。また、リューズのネジ山が経年摩耗で削れ、ねじ込み不良を起こしておりましたが、純正リューズの供給が終了していたため、リューズのネジ山を修復して状態を復元する特殊な修正作業を行いました。
さらに、ケースとベルトを繋ぐ「フラッシュフィット(弓間)」のバネ棒を通すパイプが欠損していたため、新規パイプの取り付けと溶接固定を行っています。
交換・修正した部品
- ゼンマイ
- 小鉄車
- リューズねじ込み修正
- フラッシュフィット修正(2ヶ所)
価格・納期
※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。
- オーバーホール 36,000円
- 部品交換(ゼンマイ・小鉄車・リューズ修正等) 59,000円
- 研磨仕上げ 20,000円
- ベルト修理(フラッシュフィット修正) 30,000円
- 送料 1,000円
合計:146,000円(税抜)
納期:約80日
仕上がりについて
オーバーホールによる内部機構のリフレッシュに加え、ケースとベルトの研磨仕上げを行ったことで、輝きを取り戻しました。この先もお客様の腕元で元気に時を刻み続けてくれることと存じます。
長期間お預かりいたしましたが、仕上がりにご満足いただければ幸いです。
同じような症状でお悩みの方へ
「リューズが空回りする」「長年使っている時計を綺麗にしたい」「部品がないと言われた」など、思い当たる症状がある方はぜひお気軽にご相談ください。
(113310)