ブランド:ORIS(オリス)
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お客様のご相談内容
20年ほど前に地元の百貨店でお勧めされてご購入されたという、チタン製ケースのオリス・ダイバーズウォッチです。
リューズ(ゼンマイを巻く部分)を回して手動で巻き上げていた際に手応えが軽くなり、ゼンマイが切れて動作が完全に止まってしまったとのことでした。ゼンマイ交換とあわせてのオーバーホールや研磨仕上げ、ならびに経年変化で変形してしまった樹脂製ベルトの交換についてご相談をいただきました。
診断結果と行った修理内容
内部を確認したところ、手巻き時の負荷と経年劣化により主ゼンマイが切れておりました。また、自動巻きの巻き上げ方向を切り替える重要な歯車である切換車(きりかえぐるま)が2個とも摩耗しており、正常に巻き上げ動力を伝達できない状態でした。
そのため、ムーブメントを完全に分解清掃するオーバーホールを実施し、新しいゼンマイの交換、ならびに切換車の交換(2個)を行いました。さらに、ローターベアリング(回転錘を支える軸受け)にもガタつきが見られたため、こちらは無償にて追加交換を行っております。
外装はチタンの独特な風合いを活かしながらケース・裏蓋・中留(バックル)の研磨仕上げを行いました。純正ベルトはスイスオーダーとなり、3ヶ月ほど納期がかかるため、今回はベルト交換以外の修理のご要望をいただきました。
交換した部品
- ゼンマイ
- 切換車(2個)
- ローターベアリング(無償対応)
価格・納期
※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。
- オーバーホール 34,000円
- 部品交換 17,000円
- 研磨仕上げ 16,000円
- その他(送料・代引き手数料・検査費等) 1,500円
合計:68,500円(税抜)
納期:約35日
仕上がりについて
長年大切にされてきたチタン製ダイバーズが、丁寧なオーバーホールと消耗部品の刷新により力強く滑らかに動き始めました。チタン特有の鈍い輝きも研磨によって美しく引き締まり、これからも日常の頼れる相棒としてご愛用いただけます。
同じような症状でお悩みの方へ
「リューズを巻いていたら急に軽くなって動かなくなった」「古い機械式ダイバーズの調子が悪い」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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