ブランド・モデル:EBEL 1911
※お問い合わせの際は、記事番号「No.00155」をお伝えいただくとスムーズです。
お客様のご相談内容
22年ほど前に購入されたEBEL 1911が動かなくなったとのことで、ご相談いただきました。前回のオーバーホールは2014年で、それから年数が経過しているため、内部の状態を詳しく確認しました。
診断結果と行った修理内容
内部を確認したところ、油脂(グリス)の劣化に加え、微細なちりやホコリが機械の動きを妨げていました。そのため、内部機械をすべて分解し、各部品の洗浄、注油、再組み立て、精度調整を行うオーバーホールを実施しました。
また、ゼンマイに劣化が見られたため、同規格・同素材の部品へゼンマイ交換を行いました。分解後の点検では切換車にも不具合が確認されたため、あわせて交換しています。切換車は、自動巻きローターの動きをゼンマイの巻き上げへ伝える部品です。
さらに、文字盤を機械に固定する文字盤足が折れていたため、接着による修正を行いました。
主な作業・交換内容は以下のとおりです。
- オーバーホール
- ゼンマイ交換
- 切換車交換
- 文字盤足折れ修正
- ケース・ベルト洗浄
- 防水検査
価格・納期
※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。
- オーバーホール 36,000円
- 部品交換(ゼンマイ、切替車) 18,000円
- 文字盤足折れ修正 0円
- 防水検査 0円
- その他(返却時送料・代引き手数料) 1,500円
合計:55,500円(税抜)
納期:約35日
仕上がりについて
内部機械の分解清掃、注油、再組み立て、精度調整を行い、劣化していたゼンマイと不具合のあった切換車を交換しました。折れていた文字盤足も修正し、ケース・ベルト洗浄と防水検査まで実施しています。
文字盤足の破損は、過去に時計へ強い振動や衝撃が加わった可能性も考えられます。修理後は正常に動作する状態に整いましたが、引き続き落下や強い衝撃にご注意いただきながらお使いいただくことをおすすめします。
長期間メンテナンスをしていない時計が止まった場合や、自動巻きの調子が気になる場合は、お気軽にご相談ください。
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