オーバーホール

【ROLEX エクスプローラII】持続時間の低下をオーバーホールとローター真交換で改善|修理事例No.00159

ブランド・モデル:ROLEX エクスプローラII

※お問い合わせの際は、記事番号「No.00159」をお伝えいただくとスムーズです。

お客様のご相談内容

前回のオーバーホールから約12年が経過し、ゼンマイを巻き上げて時計を置いておくと、約36時間で停止してしまうとのことでご相談いただきました。

診断結果と行った修理内容

自動巻き時計の持続時間が以前より短くなった場合、内部の油の劣化やゼンマイ、自動巻き機構の部品などに不具合が生じている可能性があります。今回は内部の状態を確認したうえで、オーバーホールを行いました。

ゼンマイにも劣化が見られ、このまま使用を続けると切れる可能性があったため、同規格・同素材の部品へゼンマイ交換を行っています。

さらに、自動巻きローターの中心にあるローター真に、湿気の影響と考えられる錆と腐食が確認されました。ローター真は、自動巻きローターを支える軸となる部品です。腐食した部分を削って修正するとガタつきが生じる状態だったため、ロレックス用に作られた代替部品へローター真交換を行いました。

主な交換・作業内容は以下のとおりです。

  • オーバーホール
  • ゼンマイ交換
  • ローター真交換(ロレックス用代替部品)
  • ケース・ベルト洗浄
  • 防水検査

今回使用したローター真はロレックス用に作られた代替部品ですが、使用後もメーカー修理を依頼できる部品です。

価格・納期

※下記の価格は記事執筆時点のものです。部品代や人件費等の変動により、現在の価格と異なる場合がございますので、最新の料金は別途お問い合わせください。

  • オーバーホール 36,000円
  • 部品交換(ゼンマイ、ローター真) 26,000円
  • 防水検査 0円

合計:62,000円(税抜)

納期:約35日

仕上がりについて

内部機械の分解清掃、注油、再組み立て、精度調整を行い、劣化していたゼンマイと腐食していたローター真を交換しました。あわせてケース・ベルト洗浄と防水検査も実施しています。

ローター真は常に動く自動巻き機構の一部であり、油の減少による摩耗や、内部へ入り込んだわずかな湿気による錆が発生しやすい部品です。外からは状態が分かりにくい箇所ですが、オーバーホールの際に点検することで、不具合が大きくなる前に対応できました。


時計を十分に巻き上げても以前より早く止まる、自動巻きの持続時間が短くなったなどの症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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